笑門来福ジャワ島日記

5児の母のインドネシア通信
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  [ ムニカ・ラギ(再婚?) ]
2009-06-15(Mon) 09:24:18
新型インフルはついにフェーズ6のパンデミック宣言となったが、それどころではない人がひとり。
運転手のHさんである。

嫌がらせメールの策略にまんまとはまり、夫婦仲がすこぶる険悪になって2週間。
夫婦は、1階と2階に分かれて家庭内別居状態になっていた。まったく口を利かず、Hさんは3食外で済ませていたようだ。

3食外食って日本だとお金がかかってなかなか大変なのだけど、ここではそう特殊なことでも難しいことでもないのだ。街中には、食べ物売りの屋台やらバイクやらがわんさといて、50円くらいでインドネシア版ファーストフードが買える。これはまた別の機会に紹介したい。

そうこうしているうちにある日、Hさんが家に帰ると、奥さんと娘さんの姿が消えていた。大型テレビとパソコンとともに。

学校で張り込み、実家で待ち伏せ、親族に電話をかけまくってようやく奥さんを発見。バイクで片道3時間かかる奥さんの実家まで何度も足を運び、なんとか話し合いに持ち込んだ。

奥さんの出した復縁の条件は、
・うそをつかない
・浮気をしない
・給料は全額そのまま奥さんに渡す(その代わり弁当を作る)
・賭け事をやめる
そして、
・外で働かせてほしい
というものだった。

嫌がらせメールで始まったケンカのはずが、いつのまにかお互いの生き方の問題になってる。夫婦喧嘩は奥が深い(?)。

それにしてもこうしてみると、日本もイネも妻の悩みは同じようなもんだなあと思う。それは、男が同じようなことをしでかすということでもある。
でも、夫婦のことはその二人にしか分からないことも多い。日本人同士でも、アドバイスはなかなか難しいと感じるのに、ましてや異国人、異教徒。私には、黙って見守ることしかできない。

初めの4つまでは承諾したHさんだったが、最後の1つがどうしても呑めず、交渉決裂。Hさんは強引に娘さんだけを連れて帰った。この頃は離婚を覚悟していたようだ。

その後、奥さんが娘さんを取り戻しに来たり、親族交えて話し合いをしたり。
結局、Hさんから、
・不審なメールや電話を信じて怒らないこと
・仕事はしてもいいが子どもや家族を優先すること
とお願いし、復縁となった。

ジャワでは、復縁式のようなものをするらしい。奥さんが実家に帰ったことを近所のみんなが知っているので、無事復縁したこともお知らせするというわけ。近所の人々を招いて、簡単な宴会をしたそうだ。

やれやれ。

ええ、お察しの通り、この1ヶ月、仕事にならないったら。

ここでは、夫婦の揉め事は一家総出で取り組むものらしく。
何度も夜中に奥さんの実家に帰るので、ほとんど寝ずに出勤してくる。運転中も奥さんや両家親族から何度も電話が入る。しかもケンカになって、運転が荒くなる。
娘さんの世話や学校の待ち伏せのため、空き時間にしょっちゅう外出する。電話も通じにくく、こっちが外出したい時にすぐにでかけられない。あわてて帰ってくるので、スピードを出す羽目になる。
挙句に突然休みや早退を申し出る。

このままでは事故につながりかねないと、夫と相談して、しばらく休んでちゃんと問題を解決してくるように言おうとしていた矢先、丸く納まったと報告を受けた。

私たちの行動に合わせてもらうため、彼には定期的な休みがなく、しかも長時間労働だ。つまり、自分の裁量で取れるプライベートな時間がほとんどない。その分、こちらもできるだけ融通したいと思っている。が、こういうイレギュラーな状態になると、モロに影響を受ける。

お願いだから、もうケンカしないでー。

いい仕事をするためには、私生活の充実(特に「家庭の平和」)はとっても大事ね。身に沁みたわ。

そうそう、彼はこの間家を空けることが多かったため、その隙をつかれ、泥棒に家財道具をごっそり持っていかれるというおまけまでついてきた。まさに泣きっ面に蜂。
でも、奥さんが持ち出したおかげで、大型テレビとパソコンは無事だった。人生万事塞翁が馬。
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カキ・リマ(屋台)HOME絵姿Cちゃん

COMMENT

  +
こわリズムには吹き出して鼻くそが飛びました。
ところで奥さんは大型テレビをどうやって持ち出したんだろうね~重かろうに・・・
b y しまこ | 2009.06.15(20:29) | URL | [EDIT] |
  +
毎回面白いネタをたくさんくれて良いドライバーだなぁ。

それにしても、これだけ相手の状況が理解できる相互の語学力に敬服するよ。
うちのドライバーが何を考えているのかさっぱりわからないまま
まぁ、どうでもいいか。と流して暮らして早3年。

日本人の男も同じなのか。
でも現代は妻も信用ならないぞ。
「しつこく旦那のスケジュールを把握するのは自分が浮気する時間を確保するため」っていう時代らしいから。
スケジュールに旦那(もしくは妻)がこだわるようになったら、黄色信号・・・
b y kana | 2009.06.15(21:03) | URL | [EDIT] |
  +
>しまこさま
その後無事本物のDVDを入手。ある意味『こわリズム』でした。夢に出るかと思った。 
でも、それをリビングで友人たちと踊っている様子の方が、他人から見たら更に『こわリズム』だと思われる。

インドネシア人、なめちゃいけません。なんだってバイクで運ぶんだから。5メートルくらいある鋼鉄線(太さ1センチくらいの)や、家のドア運んでるの見たことあります。

>kanaさま
そういえば、奥さんが話し合いにまったく応じない時、「もう他に男がいるにちがいない」とのたまってたわ。なんて安直な。まあ、そこがいいところでもあるのだけど。
一日3往復も密室でいっしょに過ごしているうちに、「お互いの分かる単語や言い回しで会話をする技術」だけ発達してる気がする。その証拠に、一般のインドネシア人とはちっとも会話が成立しない。意味ないじゃーん。
b y みわ | 2009.06.15(21:25) | URL | [EDIT] |

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