笑門来福ジャワ島日記

5児の母のインドネシア通信
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  [ 計算は苦手なの ]
2009-02-09(Mon) 09:03:20
いつものスーパーで買い物をした時のこと。

いつものように一週間分の食材をまとめて買い込む。合計が106万3,700Rp(くらい)だったので、110万出した。
合計金額を出したところで、なぜかレジはストップしてしまった模様。でも、引き出し部分は開いているので、私とのやり取りはできるはず、だった。

レジのかわいいおねいさんは、動かなくなったレジスターをしつこく叩いている。かと思えば、何か手元でごそごそしている(今思えば電卓を探していたのだろう)。
そして突然、私を待たせっぱなしではいけないと思ったのか、こっちを見てこう言う。

「コンニチハ、アリガトウ。」

いきなりの日本語にきょとんとしていると、「ワタシ、ニホンゴスコシハナセマス。」と続いた。
へえ、すごい。上手だね、ととりあえず相槌を打つ。
それから「ダイガクデニホンゴベンキョウシマシタ。」と来た。

私の顔に「だからどうした」という怪訝な表情が浮かんでいたのか、もうこれ以上はごまかせないと思ったのか、おねいさんが満面の笑みで差し出したのは、レシートと50Rp玉1つだった。

何が起こったのかわかるまでに2秒ぐらいかかる。

2秒後、私はおねいさんからボールペンをひったくり、今もらったばかりのレシートを裏返して、そこに猛然と筆算をし、それをおねいさんに突きつける。

1100000引く1063700は36300よ!おつりちょうだい!!

おねいさんはその答えを見ながら、あわてるよりもむしろホッとした顔をして、おつりをそろえてくれた。
確かに、繰り下がりがいっぱいあって、引き算としてはちょっと高度だったか。うちの3号でもちょっと怪しいかも。って3号小4やし。あなた仮にも大学出の外資系スーパーのレジ係なのでは?

イネ人は計算ができない、という話はよく聞く。大学出身者からしてこの状態だから、推して知るべし。
でも、だからといって、計算が不得手な民族なのだと決め付けるのは、いささか早計な気がする。

ここの学校のカリキュラムがどうなっているのかよくわからないが、決定的なことのひとつは、授業数が少ないことだ。インフラ整備が進んでないので、学校は2部制、3部制が敷かれている。第1部が7~9時、第2部が9~11時、第3部が1~3時といった感じ。
小中学校は一応義務教育で、就学率は95%ということになっているが、その実態はいかに。まあ、一日に2~4時間でも学校に来てると言えないことはない。

そもそもこの短時間では問題外な気もするが、それに加えて授業のテクニックとか教材の充実とかも含めた教育技術も確立されてはいないだろう。講義形式の一斉授業だけでは、繰り下がりの引き算はよほど飲み込みの早い子にしか定着するまい。

ところで、パサールの八百屋のおにいちゃんは、レジも電卓も使わずに計算をする。天秤で野菜の重さを量り、その値段を読み上げ、足していくやり方だ。
「キャベツ3,500Rp、ニンジン6,800Rpで10,300Rp、カボチャ5,500Rpで15,800Rp…」
この調子で20品目ぐらい計算する。足し算のみならず、掛け算も瞬時に行っているということになる。
ここではこれは、一般教養ではなくて、職人技の範疇なのかもね。
一日やったら、さぞかし喉が渇きそうだ。

レモンティ

喉が渇いたらこんなアイスティーはいかが
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