今日、3号が10歳になった。
10年前の寒い冬の真夜中、彼女は家の玄関で生まれた。まあ、要は間に合わなくてそこで出ちゃったのだけど。
それから3歳ごろまで、そのお産まんまの「そこのけそこのけ」ぶりを発揮した後、突然憑き物が落ちて天然平和主義者となり、現在に至る。
誕生日には3号の好きな店で外食しようと言ったのに、「みんながいいところがいい。」と言い、結局4号の行きたい店に決めてしまった。
スター・ウォーズを見て、パドメ救いたさに暗黒面に堕ちるアナキンに、「そんなこと(自分のために人を殺すようなこと)したら、パドメはいやなのにね。」と、ぼそっとつぶやく。
ピアノも漢字も計算も一輪車も、マスターするのに時間がかかる。その分、できるまで黙々とがんばる。少しずつ、苦手なことにも挑戦できるようになってきた。
小さい子が大好きで、見ると構わずにはいられない。友達の弟(幼稚園児)に、折り紙で作った誕生日プレゼントをもらって喜んでいた。将来の夢は保育士さん。
これから大きくなる中で、あなたを包む表面は、きっとだんだん強くなり、またそうならなくてはならないとしても。
あなたの中にある優しくてやわらかい部分は、その分堅く守られて、ずっとあなたの真ん中にありますように。

かけっこは早いけど球技は苦手
不器用な性格そのままに
どこに打ってますか
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