2時間遅れのこちらでは、紅白を見終わってまだ10時。年越しそばを食べながら2号が言う。
ねえねえ、年越しどうする?は?どうするとは?
年越しがさして大きなイベントではないここでは、カウントダウン番組もパッとせず、去年は結局スタジオライブのカウントダウンを一緒にしてから、ベッドに入った。
今年は、村の広場で迎えたい。は?村?
役場の前にカウントダウンの電光掲示板が出てるらしい。
集まった人にはクラッカーが配られるらしい。
年越しと同時に花火が上がるらしい。もらったばかりの『どうぶつの森』で。
ああ、そうですか。
そばを食べ終わった10時半に一旦解散し、11時40分にモニター前に集合。
この一旦解散が命取りとなり、昼間遊び倒した疲れから、集まったのは9名中5名。
(1号、2号、夫、サンタ妻、私)
しかたなく5名で年越し。
日付が変わり、クラッカーを鳴らした途端、村の中の2号は一目散に駆け出す。
ど、どこへ行くんだ、お前。
花火が博物館のステンドグラス越しに落とす七色の影が見ものらしい。いつの間にそんな情報を。
なんとなく、こいつが大人になった時にどんなデートをするのか分かる気がした。
年越し
マニアックイベントも無事終わり、寝る前にトイレに立つと、子ども部屋からすすり泣きの声がする。
のぞくと、頭から布団をかぶって3号が泣いている。
起こしてほしかったらしい。
ごめんね、来年は起こすから、と言いながら背中をさする。
自分でもどんだけ先の慰めやねん、と思うけど、3号は素直にうなずく。
起きたのが3号でホントによかった。
ものすごい爆竹の大音響にも関わらず、サンタ、4号、5号は昼間の疲れからどっぷりと夢の中。
こんな音でよく眠れるよ、と思いつつ、私もいつのまにか夢の中。
こんな我が家ですが、今年もよろしくお願いします。
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