笑門来福ジャワ島日記

5児の母のインドネシア通信
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  [ イネ流危機管理 ]
2008-12-21(Sun) 15:09:53
昨日の続き。

というわけで、前回ここでいただいたアドバイスなどを元に、運転手さんに重々口止めをして、また給料を前借りさせることになった。

そもそも、給料前借りをしていない、したことがないというインドネシア人被用者はどのくらいいるのだろう。
私の周囲の、日本人家庭の被用者の前借り率はかなり高いと思う。

貯金するほど収入がないところへ持ってきて、定期的に大金のいる行事が巡ってくる。
義務教育なのに子どもの入学には高額な入学金がいる。住まいは2年契約で家賃一括先払いが一般的。レバランには故郷や親族に大判振る舞いをしなければならない。貧困層にはお金が留まらない仕組みになっているかのようだ。
その上、結婚式(やたら派手)があったり、病気や事故(社会保障が一切ない)にあったりしても、たちまち大金が要る。

日本人的感覚では、収入と支出のバランスが悪すぎて、リスクマネージメントはどうなってんだ!!と説教したくなる。確かにかつかつ食べてる世帯もあるのだろうから、そこは仕方ないが。ボーナスまるまるお年玉でばらまくなんて、荻原博子さんに怒られるぞ。
うちの運転手からして、日頃の酒代や遊興費を貯めていれば、手頃な中古バイクで我慢すれば、自力で買えてんじゃん?と思う。

いやいやいやいや、それはあくまで日本的発想。
ここには、まだない必要に備えてお金を貯める発想はない。必要になってから、考える。
それで、なんとかなる。

だから逆に自分に余裕がある時は、気前よくおごってやったり、困ってる人にお金貸してあげたりする。もしもの時のためにとっておこうなどとケチくさい(?)ことはしない。イネ人はおおむね義理固く人情篤いので、それが、リスクマネージメントと言えば言えなくはない。

それは、「万物は神のもので、必要以上を持つのは悪」とする、イスラム的考え方とも大いに関係があるのだろう。
考えてみれば、手元に貯めこまずさっさと使ってしまう方が、社会にお金は流れていいのかもしれない。

というわけで、「うちのご長男」は今日も仲間と飲み歩き、せっせとリスク・マネージメントに精を出している。
これまた、貯金大好き日本人には、真似のできない荒業である。
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COMMENT

  +
みんなどうやって暮らしてるんだろうね~
月2万円程度で家族で暮らし、携帯を持ってバイクを乗り回す。
食費とか、来年の学費とか、考えてないんだろうな・・・。
多分6月前後に「子供の学費で1~2ジュタ貸して」って言われる家庭が沢山あるでしょう。
毎年そうだから・・・わかりきってる金ぐらい取っておいてね。
私の性格では到底、この国の妻は務まりません。
貯金ラブだから♪
b y kana | 2008.12.21(16:32) | URL | [EDIT] |
  +
「ここ大事!」ってポイントが、日本人とはかなりずれてるんだろね。私達には無駄遣いに思えることが彼らには必要だったり、逆に準備しておくべきだと思えることが彼らには不要だったり。
kanaちゃんがイネ人なら、たぶん家の前には借金申込の長蛇の列だな。ちゃっかり金貸し業やってたりして。
でもたぶんここじゃ、サラ金はやってけないな。わざわざ高利で借りなくても誰か貸してくれるし、高利に手を出すほど追い詰められてる人は、絶対返すあてがない(笑)。
b y みわ | 2008.12.21(19:29) | URL | [EDIT] |
  +
こんにちは。
いつも楽しく読ませて頂いています。

今回のタイトルはコメントしたいことが盛りたくさん。
<イネ人はおおむね義理固く人情篤い>けど、日本人と比較すると忘れやすいとか(笑)。

私もきた当時は騙されましたね。 2回、数千円レベルでしたけど。
ラッキーなだけなんでしょうけど、借り入れ申し入れもほとんどないです。 おそらくインドネシアの人から見ても、裕福には全く見えない時期が、最近までありましたので(笑)。

私の結論では、算数が出来ない。 数学ではないですよ。 算数。
あとは国民性の問題もあるのでしょうけど。
だからキャッシュフローの概念はない!

あとは蓄えがあっても、借りたりするケースも。
私達から借りても金利がないですよね。 インドネシアで借り入れしたら、12-15%位の利率かな。 まあ、運ちゃん、お手伝いさんが銀行から借りられる訳がないですけど。

以前から存在するぶら下がり体質もあるかもしれない。

<「万物は神のもので、必要以上を持つのは悪」とする、イスラム的考え方とも大いに関係があるのだろう> この部分は鋭いと思います!

色々な考察が出てきますが、ひっくるめて全てを足して割ったところなんでしょうか(笑)?。

ただし、食品価格が高騰しなければ、今回の恐慌では、国というより、個々のインドネシア人では我々日本人より強いかもしれない。

何かインドネシアは昭和20代後半-40年代前半に似ているような気がしています。

サラ金、アコムがオープンしています。
上手くいくとは思えませんが。

長々と失礼しました。
また遊びに来ます!!
b y MASAKI | 2008.12.21(22:47) | URL | [EDIT] |
  +
>MASAKIさま
コメントありがとうございました。さすがに説得力のあるご指摘ばかり、「そういえば確かに…」とうなずきながら読みました。
そうそう、忘れっぽい。びっくりするくらい計算ができない。おまけに経済的自立心が薄いとくれば、「kana予想:来年6月に学費借金申込殺到」もさもありなんと。

私もよく、ここは「三丁目の夕陽」の世界だなあと思います。決してキレイに整ってはいないけど、人々がとってもたくましくエネルギッシュだった時代。少なくとも、「隣の人が知らないうちに餓死」なんてことはないんじゃないでしょうか。
日本は社会保障が発達してしまったせいか、個々で助け合う意識はここよりずっと薄いですね。それなのに頼みの綱の社会保障もなんだか危ういし、セーフティ・ネットはいったいどこに!?お金で解決できないことに、イネ人の強さが発揮される気がします。その強さが、時々うらやましくなります。
また遊びに来てください。
b y みわ | 2008.12.22(10:26) | URL | [EDIT] |

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