笑門来福ジャワ島日記

5児の母のインドネシア通信
  [ 雇用主の器(2) ]
2008-07-12(Sat) 23:46:33
この日、コーヒーが気になったのにはもうひとつ理由があった。

買い物中、たまたまうちの車で使っている芳香剤を見つけた。車のメンテナンス全般は運転手の仕事なので、そういうカー小物も彼が購入してくる。スーパーでなく馴染みの車屋で買うようで、領収書は手書きのことが多い。

なに気に値段を確認する。といっても、頭の隅に以前の「ガソリン抜き取り疑惑」がある以上、疑う気持ちがないと言ったらウソになる。

果たしてその値段は、彼の申告の半分だった。チリも積もれば山となる。とっさに、今まで芳香剤、いくつ買った?と掛け算する。
それをきっかけに、最近ひっかかったことが芋づる式に頭に浮かぶ。

オイル交換に行って、これまた無断でいつもの倍の金額を使ってきたこと。
その日は光熱費の支払いに行ってもらう予定で、高額を彼に預けていた。そこに彼が急遽オイル交換の予定を入れたため、通常の交換時より多くのお金を持っていた。車屋に行ってチェックしたら、走行距離からフィルターなども交換の時期に来ていると言われたそうで、勝手に予定の倍の金額(約1万5千円)を使って帰ってきた。それもまた、手書きの領収書だった。
うがった見方をするなら、大金を預かったタイミングでわざとオイル交換に行ったととれなくもない。

友人に、「うちのドライバーが、Hさんは金持ちだって言ってた。」と言われたこと。
彼は最近、給料の一部を前借りした。そのお金を、みなの前で自慢げに数えていたというのだ。いかにもお山の大将の彼のやりそうなことではある。
被用者の中には借り逃げしてしまう人もいるので、お金を貸すことはあまり勧められたことではない。会社によっては、厳しく禁じているところもある。
と言いつつ、こっそり貸している人も多い。ここでは家賃は一括2年払いが普通だし、子どもの進学にも大金がかかる。毎月ギリギリの生活をしているのに、そんな貯金はとても無理だ。そういう相手の苦しい台所事情もわかるし、こっちもそれだけしか払っていない負い目がある。そこで、相手が信用できれば、給料天引きなど返済手段を確保した上で貸す。
ただし、あくまでこっそりである。
みんなの前で大金を見せびらかしたりしたら、夫の立場上も、周りの運転手仲間の心象からも、あまり好ましくない結果を招くことは明白だ。

これは、ちゃんと話さねば、だな。
夜に備えて、どうしても伝えたいことのための単語を辞書で引く。
信じる=プルチャヤ、努力する=ブルウパヤ、う〜ん、伝わるか?<つづく>

マッサージ

福利厚生に5号のマッサージつけましょか
いりませんかそうですか
ここで思うことTB : 0CM : 9

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